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捻挫・打撲・挫傷・骨折・脱臼

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捻挫・打撲・挫傷

接骨院は手術を必要としないケガの治療の専門家

外傷担当 杉田昌彦(柔道整復師)より
患者さんから、「私のケガの場合、整形外科と接骨院のどちらに行ったらよいでしょうか?」という質問を受ける事が多く皆さんも同様の疑問を持ってはいないでしょうか。日頃ドクターと話をする機会が多く、私もドクターに同じ質問をした事があります。すると「医師の得意分野は手術と投薬だから、柔道整復師とは棲み分けが違う」と言われました。ナルホド柔道整復師(接骨院)の得意分野は手術の必要が無いケガの治療です。反対に手術の必要がある場合は医師へ紹介状を作成してドクターに治療を依頼します。捻挫・打撲・骨折・脱臼・挫傷は私達の得意分野なのです。

接骨院・整骨院(柔道整復)のかかり方

整骨院・接骨院(柔道整復)の正しいかかり方
当院では健康保険適正化に取り組んでおりますが最近お客様よりお問い合わせが多いため、整骨院や接骨院の正しいかかり方について解説したいと思います。

【医療保険の適用と認められる例】
<まずは自己判断しない>
健康保険組合や行政広報などに「整骨院、接骨院(柔道整復師)のかかり方」というタイトルを見た事があると思います。自分の症状について何処を受診したらよいかの判断はあくまで自分です。その判断を医師や柔道整復師(接骨院・整骨院)に相談する事が大切です。
●医師や柔道整復師に、骨折、脱臼、打撲及び捻挫等(いわゆる肉ばなれを含む)と診断または判断されて施術を受けたとき(骨折及び脱臼は、応急手当てをする場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要)。
●骨・筋肉・関節のけがや痛みで、その原因がはっきりしているとき。

<ケガである要件>
●明確な原因がある
寝違えた・体をかがめて腰が痛くなった・階段を降りたらヒザが痛くなった・繰り返し肩を動かして痛めた ・転んだ・包丁を使って肘を痛めたなど

【医療保険の適用が認められない例】
●疲労性・慢性的な肩こりや筋肉疲労
肩こりでは病院でも保険が使えません。筋肉疲労は肉ばなれの可能性があるため、自己判断は危険です。
●脳疾患後遺症などの慢性病や、改善がみられない長期の施術、同じ負傷により保健医療機関で治療中の場合、労災保険等が適用される負傷等
脳疾患後遺症はマッサージの保険適用となります慢性病でも鍼灸の保険適用となる場合がございます
※当院HP「はり・きゅう」「ボディケア・マッサージ」をご覧ください。 ※労災保険や自賠責保険は接骨院でも取り扱っております。ご相談ください。

柔道整復術とは

柔術の中の活法という技術を応用して、ケガに対処する術を指します。骨・関節・筋・腱・靭帯などの損傷、いわゆる骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などに対し手術をしない「非観血的療法(ひかんけつてきりょうほう)」と呼ばれる独自の手技によって整復や固定を行います。これらは人間の持つ自然治癒能力を最大限に引き出す日本独自の治療技術であると云えます。

ケガの治療で一番大切なこと

ケガの治療で一番大切なことは、受傷から治療までの間に何をしたかです。それまでの過程を加味しながら治療手段を決定します。固定をするのか?冷やすのか温めるのか?リハビリはいつから開始するか?どれくらいの期間で治るのか?専門機関の検査が必要かどうか?は臨床経験が豊富なほど正しい判断が出来ると思います。当院では近隣の医療機関と連携を取りながらケガの治療とリハビリに取り組んでおります。

急性外傷での応急処置

アイシングは損傷組織の代謝を低下させ、酸素必要量を減少させ、正常組織における低酸素症を軽減させます。更に損傷を最小限に食い止めることで腫張を軽減させる事が出来ます。しかし冷却の長所を最大限活かすには受傷後5~10分以内に行う事が大切です。

圧迫と挙上を行う事により、毛細血管の濾過圧を下げ、腫張の軽減に有効です。 固定は患部を安静にさせる事で損傷部周囲の筋肉の緊張と痛みを和らげる効果があります。

当院での治療

物療機器を駆使して治療を行ないます。当院では腫れや痛み、その他筋肉の緊張など患部の状態に合わせた治療機器の設定を行い、評価検証します。
また臨床検討会をはじめ、モニター制度や研修への参加を実施して新しい治療への取り組みも行っています。

再発防止への取り組み

同じところのケガを繰り返す方がいらっしゃいます。当院ではケガの治療はもとより、再発予防にも力を入れています。「何故ケガを繰り返すのか?」をキーワードに身体評価を行います。
柔道整復師・理学療法士・アスレティックトレーナー・パーソナルトレーナーが各専門分野に沿った身体評価を行い適切な時期に適切なリハビリに取り組んでいます。

ケガの種類

捻挫

捻挫とは靭帯(じんたい)の損傷を指します。靭帯は骨と骨をつなぎ関節の安定性を保持したり、関節の動く方向を誘導したりする役割があります。本来靱帯が支えるべき強度以上の力が加わると捻挫を起こします。

治療法

急性期であれば患部の固定と積極的なクライオセラピーを行います。腫れや痛みを抑制する事を目的に超音波・立体動態波・マイクロカレントを行ないます。亜急性期では冷却と温熱を組合せたり、患部の血液循環を促したりします。
必要に応じて鍼治療を行なう場合があります。アスリートでは鍼治療を併用して行う場合が多いです。

打撲

打撲とは、転倒など外力による、傷口を伴わない軟部組織の損傷をいいます。 損傷は皮下組織と筋肉ですが、顔面や頭部では脳、胸腹部では肺、背中や骨盤の打撲では肝臓、脾臓、腎臓などの重要な臓器の損傷を合併することがあります。
損傷を受けた組織が修復される過程で、必要な酸素などの物質は血液によって患部に運ばれるため血液の流入が多くなります。そうなると腫れる、赤くなる、熱を持ついわゆる炎症を起こします。 打撲により血管が損傷すれば、血の塊が出来たり、血流増加による発赤が現れたり、出血によって見た目が暗紫色になったりします。組織の腫れが進行すると神経の圧迫を起こす場合があります。そうなると痛み、しびれなどの知覚異常を起し、時には運動麻痺になる事があります。

打撲の合併症

■コンパートメント症候群
打撲による腫れが著しい場合、神経、血管が圧迫され痛みが強くなったり、時に機能障害が現れたりします。組織への血液供給が6~24時間以上途絶えると、知覚異常・運動麻痺などの後遺症が現れます。

■外傷性骨化性筋炎
打撲による血腫が筋肉内に出来、その吸収が不良となった場合、筋組織内に骨形成を起こす事があります。症状は痛みや筋力低下を招きます。

挫傷

外見上傷がなく、軟部組織が損傷された状態をいいます。体に対し比較的広い面積の物とぶつかる事によって外力が加わったたり、筋肉が無理に伸ばされたりして生じます。加わる外力が大きい時は脳挫傷などの重要な臓器にまで損傷を来します。

治療法

筋挫傷のケアではいかに早く初回処置出来るかが大切です。ライス処置は勿論の事、アイシング時のポジションも大切になってきます。
積極的なクライオセラピー・超音波・マイクロカレントを行います。

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骨折・脱臼

骨折、脱臼では特に初期の処置が大切になります。

外傷担当 杉田昌彦(柔道整復師)より
接骨院を訪れる患者さんでよくあるケースでは、『ケガをした当日レントゲン写真を撮りドクターから「何でもない」と言われたが腫れと痛みが治まらない』というケースです。腫れが強く出ている場合ではレントゲン写真に骨折線が明瞭に写らない場合があります。1週間後に再度レントゲンを撮ると骨折が確認される事は珍しくありません。その間固定をしないでいると後の経過に悪影響が出ます。
私が整形外科で修行していた頃はドクターや先輩達から鑑別法や固定法やリハビリの技術を熱心に教えていただきました。最近では骨折や脱臼の整復をしたことが無い柔道整復師が開業するケースが多いと聞きます(しかも松葉杖すら無い・・・)。私は修業時代に培った技術を後輩達に受け継いでほしいと思い指導しています。

接骨院での骨折、脱臼治療の流れ

応急処置(整復・固定)⇒整形外科受診(医師への情報提供書を作成します)⇒医師の同意⇒接骨院での治療開始
※専門的な検査が必要な場合は応急処置で整復を行わず、情報提供書を作成して医師の診断を仰ぐ場合があります。
※応急処置を病院で行い、医師からの依頼で治療を行なう場合もあります。

骨折、脱臼の固定中での治療

旧来のリハビリでは骨や組織が回復するのを待ち、固定を除去してからリハビリを開始するのが普通でしたが、最近では固定に伴う浮腫や関節拘縮(※1)、廃用性筋萎縮(※2)を予防する事を目的に固定中でも物理療法や運動療法を行います。
※1 関節拘縮(かんせつこうしゅく)
関節を動かさない状態が続き、次第に 関節の動く範囲が狭くなる事です。
※2 廃用性筋萎縮(はいようせいきんいしゅく)
長期間に筋肉を使用しない事により筋体積が減少し筋の萎縮をきたした状態をいいます。

骨折、脱臼の固定除去後の治療

ギプスなどの固定を除去した後は関節の可動域訓練や筋力増強訓練、また損傷部や手術痕のこわばりや痛みのケアを行います。

ケガの種類

骨折

骨折とは骨組織の連続性が断たれた状態をいいます。完全に断たれた状態を完全骨折、部分的なものを不全骨折と呼びます。不全骨折の中で骨膜下骨折は若年者に多く、ケガをした当日レントゲン写真を撮っても骨折が分からない場合もあります。

骨折の症状

【一般外傷症状】
痛み・腫れ・機能障害

【骨折の固有症状】
・異常可動性
長管骨(長い骨)が完全に折れた場合に現れます。

・軋轢音(あつれきおん)
長管骨の完全骨折の場合、骨折部の端同士が互いにこすれ合う音

・転位と変形
骨折により骨折端が相互にずれた場合に現れる。

骨折の治癒までの日数(グルトによる)

・指骨 約2週間
・肋骨、中手骨 約3週間
・鎖骨 約4週間
・前腕骨(橈骨・尺骨)、腓骨 約5週間
・上腕骨 約6週間
・脛骨、上腕骨頚部 約7週間
・下腿両骨 約8週間
・大腿骨 約10週間
・大腿骨頚部 約12週間

※骨癒合期間の最小限度を示すものと認識した方が良いです。

治療法

接骨院での骨折の治療は整復や固定などの応急処置を行います。その後医師の同意があれば引き続き治療を受けることが出来ます。
治療内容としては場合により異なりますが、腫れや浮腫みを抑えたり、痛みを抑制したりします。また超音波やマイクロカレントを併用して癒合の促進を図ります。
※損傷の部位や程度により整復を行わない場合があります。その際は速やかに応急処置を行い、医療機関への情報提供書を作成します。

脱臼

脱臼とは関節を構成している骨が転位によって正常な位置関係が失われている状態をいいます。完全に転位しているものを完全脱臼、不完全に転位したものを不全脱臼(亜脱臼)と呼びます。

脱臼の症状

【一般外傷症状】
痛み・腫れや関節血腫・機能障害

【脱臼の固有症状】
・弾発性固定
他動的に動かそうとするとある程度は動きが取れるが、他動的な力を緩めてしまうと元の位置に戻ってしまう様な状態をいいます。

・関節の変形
関節を構成する骨同士の位置関係が崩れているために起こります。

治療法

接骨院での脱臼の治療は整復や固定などの応急処置を行います。
※骨折を併発した脱臼の疑いがある時は整復を行わない場合があります。その際は速やかに応急処置を行い、医療機関への情報提供書を作成します。

こんな方へ

肘内障(ちゅうないしょう)

『子供の手を引っ張ったら急に泣き出した。しばらくすると泣き止んだが、腕を動かそうとしない。』こんな症状では肘が抜けてしまう【肘内障】の疑いがあります。病院へ行かなくても接骨院で簡単に治せます。

橈骨骨折(とうこつこっせつ)・尺骨骨折(しゃっこつこっせつ)・前腕骨骨折(ぜんわんこつこっせつ)

『転んで手首が腫れてしまい、時間の経過とともに腫れと痛みが強くなってきた。』という場合では前腕骨骨折の疑いがあります。前腕骨には橈骨と尺骨(しゃっこつ)があり、手のつき方によって様々な骨折パターンがあります。応急処置を行いレントゲンで検査します。
※速やかに応急処置を行い、情報提供書を作成し整形外科でレントゲン検査を受けます。

肋骨骨折(ろっこつこっせつ)

『お風呂場で転倒し、浴槽に胸をぶつけいつまでも痛みが治らない。』という場合では肋骨の骨折が考えられます。バストバンドでの固定と超音波やマイクロカレント治療が治癒を促進します。無理をすると後遺症として肋間神経痛になる場合があります。この場合鍼灸治療が適応になります。

第5中足骨(ちゅうそっこつ)骨折

『足を捻ってしまい捻挫かと思って湿布をしていたが腫れと痛みが治らない。』という場合では、第5中足骨の骨折が考えられます。折れ方によって腫れが少ない場合があります。捻挫の場合、痛みと腫れは外くるぶしの周りに存在します。しかし外くるぶしのやや下で足の小指の先から踵方向になぞると骨の出っ張りがあります。そこに痛みがあればこの骨折を疑って良いと思います。固定が必要になります。

関節拘縮(かんせつこうしゅく)

ギプスが外れ、骨折も治り、お医者さんから「もう治ったよ」と言われたが、ケガをした部分の関節がこわばる、はれぼったい、前より曲げにくいという場合では関節拘縮が疑われます。放置した場合、その数年~十数年後に痛みや可動域制限などの後遺症が出現する可能性があります。
当院では温冷交互療法や超音波、モビリゼーションなどを行い後遺症の予防に努めています。また、後遺症の治療も行っています。

尾骨骨折(びこつこっせつ)

転んで尻餅をつき自転車のサドルや椅子に座るとお尻が痛む、歩く振動でお尻の真ん中に痛みが響くなどの症状がある場合は尾骨の骨折が疑われます。当院ではマイクロカレントや超音波で治癒の促進を図ります。

疲労骨折(ひろうこっせつ)

疲労骨折とは、1回の大きな外力でおこる通常の骨折とは異なり、小さな力が繰り返し骨の同じ部位に加わり骨や骨膜が傷つき発症します。放置すると所謂骨のひびが悪化し完全な骨折に至る事もあります。
当院では超音波とマイクロカレントを使い骨癒合を促します。

脊椎骨圧迫骨折(せきついこつあっぱくこっせつ)

強い外力により生じる外傷性椎体骨折などの他に弱い外力によっても生じる病的椎体骨折(骨粗鬆症・転移性骨腫瘍)があります。接骨院での治療の対象になるのは前者です。好発年齢は老人に多く、胸椎と腰椎の移行部(胸腰移行部)あたりの椎体に生じます。 当院での治療は、主に後遺症として残る痛みです。温熱療法や超音波を使います。痛みが著しい場合は鍼灸治療を行なう場合もあります。

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